植毛フィルム

植毛フィルム

微細な繊維で複雑な形状に対応し、環境に優しいスラリーレス研磨を実現します。
植毛フィルムは、主に光ファイバーの研磨用途向けに開発されたフィルムであり、多心コネクタ向けの突き出しや仕上げ研磨、クリーニングに用いられます。

製品形状

シート,ロール,ディスク

用途

光ファイバー,エレクトロニクス

特長

植毛フィルムの名前の通り基材に細かい毛が立っており、その一本一本に砥粒がコーティングされた構造をしています。この毛がブラシのように働くことで複数のファイバーを有する多心コネクタでも一様に研磨できるため、スラリーを使用せずとも同等の結果が得られ、廃液が出ないので環境への負荷も軽減できます。また、砥粒をコーティングしていないフィルムもラインナップしており、多心コネクタの端面のクリーニングやスラリー研磨用のパッドとしてもお使いいただけます。
突き出し用としてはWA、仕上げ用としてはCE、SOを使用したフィルムを推奨しておりますが、その他のラインナップもございます。

ラインナップ

植毛フィルム研磨工程

対応形状

多心12心
多心24心

仕上げ研磨後パラメータ目安

ファイバー高さ
:2,000~3,000nm(プロセスにより調整可能)
ファイバー曲率半径
:1~4mm(プロセスにより調整可能)
コアディップ
:30~70nm(CE1-MFPS使用)、-30~-70nm(SO26-MFPG使用)

上記はMipoxの標準研磨プロセスを用いた場合の目安になります。ご要望のパラメータに応じてプロセスを含めた提案が可能です。


突き出し2Dプロファイル

突き出し3Dプロファイル

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